縁故採用のメリット

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ガクセンで取材を行う学生はどのようにスカウトを行うか。ルートとしては3つ存在します。1つ目は、学生が応募フォームで取材を申し込み、その内容が良い人を取材に呼ぶこと。2つ目は、運営スタッフがWebニュースなどで優れた実績を残している学生を知り、声をかけること。そして3つ目は、かつてガクセンで取材を受けた学生から、別な学生を紹介してもらうことです。つまり、人の縁です。

縁故採用は、就職活動においては、米国の70%の会社で実施されています。それはなぜでしょうか。理由としては、以下が挙げられると思います。

  1. 自分を紹介してくれた人物への配慮から、会社をやめにくい
  2. すでにその人の人柄を知っていることから、ミスマッチが起きにくい
  3. 説明会を開催する、チラシを作成するなどの手間や金が省ける

日本でも縁故採用は、昔は多くの会社では行われていたものの、「コネで一生を左右する会社を決めるなんて」という声もあり、近年ではあまり行われていませんでした。しかし近年はたとえば、「リファラルリクルーティング」という社内外の信頼できる人脈を介した紹介・推薦による採用活動にまたスポットライトがあたっています。

縁故採用が大きなメリットを持つものだと指摘した上で、あえてデメリットにも言及します。それは、縁故採用が一般化した場合、誰もが学生団体やインターンなど、社会人との接点が持ちやすい活動に着手するようになる恐れがあるということです。その結果、「コネを作らなければ」という考えだけが優先し、「なぜそれをやっているか」という本質的な動機に目が行かなくなるというケースもまた浮かびあがるでしょう。それは学生一人ひとりの個性の劣化にもつながります。

コネはあれば望ましいものですが、紹介する人、またそれを精査する人、しっかりとその質を吟味することが大切です。

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