異彩を放つユニークな新卒採用企画3つ

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昨今の売り手市場の流れにより、採用活動に苦戦を強いられる企業もいるなか、攻めているユニークな企画を3つご紹介致します。採用企画のヒントに活用頂けると幸いです。

応募者が面接官を指名、相棒採用 (株式会社アサツー ディ・ケイ)

相棒採用では、応募者が一緒に働きたいと感じた担当者を5名選び、その中の1人が書類選考と一次面接を行う制度です。サイト上で担当者の写真、プロフィールから検索したり、事前に実際に会って話を聞くことができます。また、一次選考を通過した応募者に対して、指名された担当者が選考期間中は引き続きサポートを行います。

プレスリリースによると、実際に様々な現場で働く社員と継続した接点を持ってもらうことでお互いに理解を深めてもらうこと、また自社のリアルな姿を知ってもらいより興味をもってもらうことを狙いとしているとのことです。

通常、応募者は採用担当者を選ぶことができませんので、選ぶことができるという時点で応募者にとって平等かつインタラクティブな印象を持ってもらうことができます。また、配属後に一緒に働く可能性がある人達から話を聞くことができるのは大きなアドバンテージと感じてもらえますし、ミスマッチの可能性の低減につながるでしょう。

 

2人1組での応募が必須、コンビ採用 (アソブロック株式会社)

コンビ採用では、応募から採用まで2人1組でなければなりません。こういった制約が設けられた理由として、それぞれ、ライバルがいると成長しやすいこと、1人だけでは既存の社風や考え方を変えていくことが難しいこと、 周囲から認められ頼られる存在であってほしいことが3つの理由として掲げられています。確かにお互いをよく知った2人が同じタイミングで入社してくれるのであれば、これまでにない新しい力を発揮してもらえることが期待できます。

2人のうちどちらかが辞退した場合は、もう1人も辞退となるルールもあるようですので、通常の採用に比べ入社まで至る人はかなり限られてくるでしょう。自分ひとりだけの実力や運だけでは選考を通過することができません。その代わりに入社まで至ることができたのであれば、これまでにないマッチングとなるに違いありません。

 

オンラインのみで内定、RIKEI NOU (株式会社SHIFT)

RIKEI NOUは、5つの問題を通じて「論理的思考力」「抽象化能力」「緻密性」の資質を測定し、内定までの選考がオンラインで完結する企画です。

プレスリリースによると、就職活動を行う学生の負担となっている「時間」と「お金」の問題を取り除くとともに、企業側は主力事業であるソフトウェアテストに求められる素質を持つ多くの学生に会うことができるとした背景が掲げられています。

また、この選考を突破した学生は支援金15万円が支給されるほか、60歳まで内定の資格を有するという非常にエッジの効いた企画となっています。オンラインの問題だけで内定を出すというのは、現時点ではチャレンジングな試みでありますが、この企画を通じて多くの才能を持つ人材との接点を作ることができるのであれば熾烈な人材獲得競争でアドバンテージを得られる可能性があります。

 

おわりに

ユニークな採用企画は企画そのものの効果だけでなく、「面白いことを試みている会社」として学生に認識してもらうことも大きなメリットのひとつです。また、メディアやSNSで紹介してもらうことができれば強力な宣伝効果も得ることができます。ただし、これまで以上に社内の協力を得る必要がある、母集団が極端に絞り込まれるなどの相応のデメリットも含めて検討することが大切です。

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